マクドナルドにおける第四次元

1924年にオープンしたマクドナルドの基本的な方針は、「安さ、価格、速さ」の三次元的な勝負であったことは有名である。それ以前の「如何に美味しいか?」「如何に安いか?」がすべてであった飲食業界には衝撃的であった。その三次元空間においてマクドナルドは圧倒的な覇者になれる。「美味しさ」というベクトルを捨て去ったその三次元空間においてはマクドナルドより優れたものは存在しえなかった。マクドナルドほど自在に三次元を創造し、その中で飛び回るものはいなかった。
というのが海外におけるマクドナルドの有名な話であるが、問題はここが日本ということであった。
ドルが高かった日本においてはマクドナルドの最大の強みである「安さ」が使えなかったのだ。そのため、マクドナルドは新たな三次元を形成しようとした。この結果生まれた奇形の三次元こそが、マクドナルドにおける第四次元である。この四次元空間によってマクドナルドはかつてのような飛びかたを忘れ、ついにはドナルドのあの問題が事件となって噴出してしまったのだ。

携帯からだと疲れるしテンションで書くものではない。寝れなくて暇で書いたごめんサークルの皆様。